はじめに
社内PCでこっそり.NET開発しようと思ったとき、インストールには管理者権限が必要なのでなんとかインストールせずに.NET Coreを使いたかった。そんなときのメモ。
目次
利点
- 管理者権限が不要
- フォルダに展開するだけ
.NET Core SDKをダウンロードする
Microsoftのダウンロードページにアクセスする。
dotnet.microsoft.com.NET Core 3.1 (recommended) をクリックする。
下記ページが表示され、sdkがダウンロードされる。
ダウンロードしたZIPファイルを任意のフォルダへ展開する。今回は
E:\dotnet-sdk-3.1.402-win-x64
とした。
コマンドを実行しプロジェクトを作成する
プロジェクト用のフォルダを作成しコマンドプロンプトで移動する。今回は
E:\Projects\MyDotnetProject
とした。E:\>cd E:\Projects\MyDotnetProject E:\Projects\MyDotnetProject>
"【展開したフォルダパス】\dotnet" new console
でプロジェクトを作成する。今回の場合は"E:\dotnet-sdk-3.1.402-win-x64\dotnet" new console
となる。E:\Projects\MyDotnetProject>"E:\dotnet-sdk-3.1.402-win-x64\dotnet" new console .NET Core 3.1 へようこそ! --------------------- SDK バージョン: 3.1.402 テレメトリ --------- .NET Core ツールは、エクスペリエンスの向上のために利用状況データを収集します。データは匿名です。データは Microsoft によ って収集され、コミュニティと共有されます。テレメトリをオプトアウトするには、好みのシェルを使用して、DOTNET_CLI_TELEMETRY_OPTOUT 環境変数を '1' または 'true' に設定できます。 .NET Core CLI ツールのテレメトリの詳細をご覧ください: https://aka.ms/dotnet-cli-telemetry ---------------- ドキュメントを確認する: https://aka.ms/dotnet-docs 問題を報告し、GitHub でソースを参照する: https://github.com/dotnet/core 新機能を参照する: https://aka.ms/dotnet-whats-new インストール済みの HTTPS 開発者の証明書の詳細情報: https://aka.ms/aspnet-core-https 'dotnet --help' を使用して利用可能なコマンドを確認するか、次にアクセスする: https://aka.ms/dotnet-cli-docs 初めてのアプリを作成する: https://aka.ms/first-net-core-app -------------------------------------------------------------------------------------- Getting ready... The template "Console Application" was created successfully. Processing post-creation actions... Running 'dotnet restore' on E:\Projects\MyDotnetProject\MyDotnetProject.csproj... 復元対象のプロジェクトを決定しています... E:\Projects\MyDotnetProject\MyDotnetProject.csproj を復元しました (92 ms)。 Restore succeeded.
以上でプロジェクトがフォルダ内に作成される。その他のコマンドは同様に
"【展開したフォルダパス】\dotnet" コマンド
で実行できる。
補足:パスを通す
"【展開したフォルダパス】\dotnet" コマンド
では長いのでインストールした場合と同様にdotnet コマンド
で実行したいとき。
ユーザー環境変数は管理者権限不要なのでパスを通せる。